お勧めコース Course

史跡・旧跡めぐり

遥か1200年前の長岡京のおもかげを辿りながら、歴史のある神社・寺院を巡ります。
 
所要時間は、約二時間半です。
 
まず初めに向日市文化資料館で、この街の歴史を知って下さい。
このコースに秘められた様々な名所旧跡が、歴史の風情を感じさせてくれます。

A.向日市文化資料館

向日市文化資料館は、古代の都”長岡京”(789~794年)の宮跡の一角に遷都1,200年を記念して建設されました。常設展では、向日市内にある国の史跡 長岡宮大極殿・朝堂院の復元模型や、遺跡からの出土品を展示して、都に生きた人々の暮らしぶりを紹介しています。ホールにあるタッチパネル対応の大型ディスプレイでは、「バーチャル長岡京3Dマップ」により長岡京を自由に体感していただくことができます。また、ラウンジでは長岡京以外の時代やテーマ、季節に合わせた内容の展示など、1~2か月ごとに展示替えを行っています。※入館無料

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B.向日神社

向日町北山にあり、社伝によると奈良時代・養老2年(718)の創建。また、『延喜式』(927年成立)の神名帳に「向神社」と記載されており、本殿は室町時代の建築様式『三間社流造』で、国の重要文化財にも指定されています。同神社所有の「紙本墨書『日本書紀』神代紀下巻」も重要文化財に指定されています。

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C.説法石

向日神社の大鳥居南側にある大きな石。
京での日蓮宗の布教活動を禁止された日像上人が、徳治2年(西暦1307年)頃、この石の上で西国街道を行き交う人々に説法をしたと伝えられています。

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D.南真経寺

鶏冠井町大極殿にある日蓮宗の寺院で、鎌倉時代末期に日像上人の布教により、村人の全てが日蓮宗に改宗した信仰の中心でもあります。もとは、南・北真経寺は一つのお寺で、現在の北真経寺の位置にありましたが、檀林の開校に伴い、現在の場所に建てられました。江戸時代初期に建立された本堂や開山堂は、京都府の文化財(建造物)に指定されています。

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E.史跡 長岡宮大極殿・小安殿跡

「大極殿」は、桓武天皇が政治を司る都の中でも最も重要な場所であり、「小安殿」は大極殿の後ろの建物のことで、「後殿」とも呼ばれています。
昭和39年に国の史跡に指定され、現在、大極殿公園として市民の憩いの場となっています。
毎年、11月11日には長岡京遷都を記念して大極殿祭が行われます。

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F.北真経寺

鶏冠井町にある日蓮宗の寺院で、江戸時代には僧侶の学校である檀林が置かれました。
本堂は、当時の講堂にあたり、昭和58年(1983年)に京都府の文化財に登録されました。

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G.長岡宮築地跡

鶏冠井町稲葉にあり、長岡宮の役所を囲む塀(土塁)の跡で、昭和56年に国の史跡に追加指定されました。
1,200年以上前の都の中で地上に残された唯一の遺構です。

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